物語を唄う花 ~Flower Designer TOMOKO~

皆様、夏休みはいかがお過ごしですか?

今年も相変わらず暑くて溶けてしまいそうですが、どことなく風が秋を感じさせます。

くれぐれも熱中症にはお気を付け下さいね>_<

 

さて、最近ご来店されたお客様はお気づきかと思いますが、当店の入り口が…

見違えるほど明るく、ゴージャスになりました♪こちらのお花、

 

実は造花なんです。もはや触らないともぅ分からない領域です…

 

手がけて下さったのはフラワーデザイナー『TOMOKOさん』

今回お話をお伺いできる機会があったので、是非ここでご紹介させてください。

 

皆様、『ジェーン・パッカー』という人物をご存知ですか?

彼女はロンドンを拠点とする”トップフラワーアーティスト”。

マドンナの結婚式の装花、紀宮様の結婚式二次会の装花を担当されたことのある、この業界では知らない人はいない名前がブランド化されているほどの有名で偉大な人物です。

『TOMOKOさん』は趣味の一環として始めたフラワーアレジメントに惚れ込み、インテリアが好きだった彼女にとって、『ジェーン・パッカー氏』の花をファッションやインテリアとして考えたフラワー業界に革命を起こす斬新なアイデアとデザインに憧れ

30代手前にして何となく仕事をこなして過ごす日々の自分自身を見つめ直し、当時10年以上も務めていた事務仕事をスパッと辞め、自分に挑戦することを選びます。

本場ロンドンにある『ジェーン・パーカー氏』の本校で修行するため、”チャレンジ精神”だけを胸に日本を飛び出しました。

その後日本校でも修行を積み、海外と日本それぞれ”文化の違いの中で生きるフラワーデザイン”を学び得たのです。

そして銀座で『ジェーン・パッカー氏』の初のフラワーショップがオープン。当時生徒として学んでいた方たちから働きたいと応募が殺到する狭き門の中、『TOMOKOさん』が選ばれ、後に2年間店長としてお店を任せられキャリアを積まれました。

しかし、店長になってから裏方の数字や管理に追われる毎日で、気付けばお花に触れることがなくなってしまったそうです。

「私は、フラワーアーティストとしてこの経験を積んできたんだ」

そう思った彼女は培った経験をもとに2007年に独立。

現在は自宅で月に1度、口コミで広がった個人のお客様を対象に教室を、そしてギフトを手掛けられています。

 

 

 

『TOMOKOさん』のお花を見た時、今まで流れていたお店の空気の色が変わったような感覚がありました。

彼女の作品は

異素材などを使ったアレンジを加え、色だけではないインパクトを作り

ただ美しいだけではない、心に残る「story」を込めた作品なのです。

それが想像以上のものが出来上がるスパイスとなり、送る方も受ける方も喜びを感じあえる。

それが彼女の”モットー”であるとお話をしてくださいました。

 

これから定期的に世界のメガネプリンスの店内に、『TOMOKOさん』の作り上げたお花を飾っていきます。

ちなみにこうした活け込み(いけこみ)はプリンスが初めての事。

是非メガネと一緒に『TOMOKOさん』のストーリーがこもった作品にも刺激を受けて頂けたらと思います。

 

今後はプリンスの毎年行われるイベントにも『TOMOKOさん』によるフラワーアレジメントのイベントも考えておりますので

詳細が決まり次第、またこちらのブログで告知させていただきます♪

お楽しみに~!!

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